「親知らずを抜きたいが、どのように歯病院を探せばよい?」「選び方のポイントは?」といった疑問にお答えします!
筆者は数か月前に親知らずを抜きました。
歯医者選びにかなりの手間と時間がかかりましたが、結果的には自分に合った歯医者を見つけ、ストレスの少ない抜歯をすることができたので、実体験の中で感じたポイントをまとめていこうと思います。
この記事を読むことで、スキルが高く、ストレスの少ない抜歯ができる歯医者を見つけられるようになります。
せっかく勇気を出して抜歯を決意されたと思うので、自分にとって一番よい歯医者を見つけましょう!
歯医者選びのポイント
ポイントは以下4つです。
- 口コミ数が多い&評価が良い
- 親知らずの抜歯実績を公表している
- 実際に抜歯する歯科医師が診察/説明してくれる
- 自宅から近い
順番に見ていきましょう。
1. レビュー数が多い&評価が良い
ユーザーのレビューはとても参考になるので、必ずチェックする様にしましょう。
なぜなら、その歯医者のハードスキル(歯科医師/歯科衛生士の技術、施設 等)とソフトスキル(信頼感、接客態度、雰囲気 等)がどちらもレビューに如実に表れるためです。
レビューをチェックする際は、以下のサイトが便利です。
このサイトの便利なところは、「患者評価」として、歯医者の総合評価がランキング形式にリスト化されていることです。
これを利用し、総合評価の高い病院から順に口コミを確認し、気になる歯医者をメモしておきます。
口コミの中には親知らずに無関係なコメントも混ざってしまっている様ですが、親知らずに関するコメントを中心に、各病院の良い点と悪い点をザックリと把握するようにしましょう。
2. 親知らずの抜歯実績を公表している
1でメモした気になる歯医者のHPを訪れ、抜歯実績が掲載されているか確認しましょう。
(以下、例)
親知らずの抜歯に力を入れている歯医者は、ほぼ確実に抜歯実績の多さをアピールしています。
実績が多い歯医者であれば、歯科医師が抜歯に慣れていて高スキルである確率が高く、我々患者にとっては抜歯中や抜歯後に不要な痛みや不具合を感じるリスクが低くなります。
逆に言えば、抜歯実績を掲載していない歯医者は、普段は虫歯治療や審美歯科/ホワイトニング 等を中心に行っており、「片手間」で親知らずの抜歯を行っているだけの可能性があります。
繰り返しになりますが、少しでも「痛い思いをするリスクを減らしたい」「安心して抜歯したい」と思っている方は、抜歯実績が掲載されている歯医者を選ぶようにしましょう。
3. 実際に抜歯する方が診察/説明してくれる
ここまでで、歯医者の候補がかなり絞り込まれたと思います。
次のステップでは、実際に歯医者に行ってみましょう。
ここで、歯科衛生士の方が診察~抜歯の説明をする歯医者は避けた方が良いと思っています。
なぜなら、実際に抜歯するのは歯科医師であり、その歯科医師こそがきちんと患者の歯の状態を自分の目で確認すべきだと思うからです。
その上で、具体的な抜歯方法や考えられるリスク 等を患者に直接説明し、患者の質問に直接答える歯科医師は、安心感や信頼感が全く違います。
また、歯科衛生士の方が診察~抜歯の説明をする歯医者では、抜歯当日に初めて会う歯科医師と全く馬が合わないリスクもあるため、やはり歯医者を最終確定する前に歯科医師に会っておいた方が良いでしょう。
4. 自宅から近い
最後に、歯医者と自宅との距離も意識しておきましょう。
このポイントを最後に記載しているのには理由は、他の1~3のポイントよりも重要性が低いためです。
なぜなら、親知らずの抜歯をするために歯医者に通う回数は数回のみなので、電車や車で通える距離であれば、多少遠くても問題ないからです。
恐らく多くの方が歯医者を選ぶ基準は自宅からの近さだと思いますが、親知らずを抜くにあたっては、歯科医師のスキルを最重視し、痛い思いをするリスクを可能な限り最小化しましょう。
また、歯科医師のスキルが高ければ高いほど、通院回数が減り、結果として手間が省けることになります。
- 抜歯スキルが高い歯医者では、複数本の親知らずを同日に抜く「複数歯抜歯」に対応
- 歯科医師のスキル高いほど、抜歯時に歯茎の切開をしないで済む可能性が高くなり、抜”糸”のための通院回数が1回減少
筆者の実体験
結論、筆者は水天宮前かきがら歯科・口腔外科で親知らずを抜きました。
この歯医者に決めた経緯は以下の通りです。
- 地元の歯医者を訪問⇒歯科衛生士が終始対応&設備が古く、不安に感じ選択肢から除外
- 新宿のきれいな歯医者を訪問⇒歯科衛生士の方が終始対応&拝金主義すぎるため、不信に感じ選択肢から除外
- 水天宮前かきがら歯科・口腔外科を訪問⇒歯科医師の方が診察&そのスキルと雰囲気に安心し、ここでの抜歯を決意
尚、筆者妻の兄が数年前に親知らずの抜歯を受けた際、歯科医師が明らかに慣れておらず非常に痛い経験をしたと聞いていたので、とにかく歯科医師のスキルの高さと安心感を重視して歯医者選びを行いました。
筆者妻の兄の場合は、何と数時間以上かかった上、同日中に全ての歯を抜歯できずに後日に「続き」をすることになったとのことでした 笑
1. 地元の歯医者を訪問
まずは、親知らずの抜歯に対応可能で自宅から一番近い歯医者を調べ、訪問してみました。
HPには「院長が抜歯します!」と書かれていたものの、診察~抜歯の説明までを担当したのは歯科衛生士の方で、院長が終始出てくることはありませんでした。
また、「抜歯する際は一番奥の部屋を使う」と言われたため、遠くから中を覗いてみたところ、あまりきれいではなく設備が古そうで、普段から抜歯を多く行っているのか疑問に感じました。
自宅から徒歩圏内であることは魅力でしたが、この歯医者に決めてしまうと痛い思いをして後悔しそうだったので、自宅に帰って別の歯医者をちゃんと調べてみることにしました。
2. 新宿のきれいな歯医者を訪問
続いて、上述のおすすめの歯医者・名医の評判と口コミランキング(日本歯科医療評価機構)で口コミ や自宅からの距離 等を鑑みつつ、千賀デンタルクリニック 新宿駅東口医院に訪問してみました。
きれいな病院でテンションは上がりました。
但し、あまり自信の無さそうな歯科衛生士の方に診察~抜歯の説明をしていただき、実際に抜歯をする歯科医師の方が最後まで出てくることはなかったです。
また、この歯医者の場合は抜歯を行う歯科医師が複数人いるのですが、当日になるまでどの歯科医師の方が自分の抜歯担当になるか分からないことを告げられました。
その割にその場での予約を急かす様な態度があったことと、他の歯医者では「ただの着色」と言われた歯を見て「虫歯初期化もしれないので今すぐ治療しちゃいましょう、良いですか?」と少しでもお金をとろうとする拝金主義的な姿勢を感じ、不信感を覚えました。
この病院も自宅から近くて良かったのですが、自宅から遠くても、ちゃんと口コミが良い歯医者を選ぼうと決めた瞬間でした。
3. 水天宮前かきがら歯科・口腔外科を訪問
入念に口コミを調べた後、最後に訪問したのが水天宮前かきがら歯科・口腔外科です。
自宅からは遠かったですが、結局ここに決めました。
最初は歯科衛生士の方が診察してくださったのですが、その方自身も非常にスキルが高いと感じました。
その後、歯科医師の方にバトンタッチして、診察⇒抜歯の説明をしていただきました。
人気の歯医者で患者数が多く、非常に忙しそうでしたが、それにも関わらずきちんと時間をとって抜歯の説明をしていただいたことに誠意を感じました。
また、千賀デンタルクリニックの様に、とりあえず抜歯を急かしたり、他の治療をお勧めする様なことはなく、「緊急性は無さそうなので、急いで抜かずに『様子を見る』でも全く問題ないと思います。どうしますか?」と患者の意思を尊重するようなコミュニケーションも誠実だと感じました。
自宅からの距離は地元の歯医者に、施設のきれいさや豪華さでは千賀デンタルクリニックに劣りますが、安心感が群を抜けていたので、その場で抜歯の予約をしました。
結果、驚くほどスムーズに抜歯をしていただきました。
筆者の場合は、下あごに2本、横向きの親知らずが生えていました。
地元の歯医者や千賀デンタルクリニックからは「横向きなので難易度が高い」と伝えられましたが、水天宮前かきがら歯科・口腔外科は歯茎の切開もせずに1本あたり1~3分程で抜歯していただきました。
もちろん、抜歯中は全く不快感がないわけではありませんが、あまりにも早く/スムーズに終わったため、終了した後はきょとんとしていたことを覚えています。
また、親知らずがきれいに抜けると、麻酔が切れた後に痛みが全然ないことにも驚きました。
筆者は抜歯した後に歯が痛んでも良いように仕事を休んでいたのですが、「休まなくても良かったな」と考えた程でした。
筆者妻の兄は数日間は顔をポンパンにして、ほぼしゃべない状態になっていたことを覚えていたので、「ここまで違うんだな」と感心した瞬間でした。
以上を踏まえ、もし東京近郊に住まれているのであれば水天宮前かきがら歯科・口腔外科をお勧めします。
まとめ
親知らずは抜いた方が虫歯になりにくく、歯磨きも楽になり生活の質が上がりますが、抜歯中/後に痛い思いをするリスクが高く、中々抜歯の決心をしずらいものです。
そのような中で抜歯を決意したからには、とにかくスキルの高い歯医者で可能な限り不快な思いするリスクを最小化することが大切です。
そのために意識すべき歯医者選びのポイントは、以下4つでしたね。
- 口コミ数が多い&評価が良い
- 親知らずの抜歯実績を公表している
- 実際に抜歯する歯科医師が診察/説明してくれる
- 自宅から近い
勇気を出して親知らずの抜歯を決意したあなたを、筆者は心から応援しています!
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